水曜日のティータイム

好きなことや日々の雑感などを書いてます。関西在住です。最近はインコと編み物にはまっています。

仕事をやめて専業主婦になりました


<広告>


f:id:anemoneko:20170131143114j:plain

2016年12月で仕事をやめました。

と言っても、もともと在宅の仕事をしていたので、あまり劇的な変化はないですが。

 

 

 

企業に勤めていたとき

会社に勤めていたときは典型的なブラック企業で、サービス残業や休日出勤は当たり前。

ボーナスはないに等しいのにミスしたら罰金を取られたり、業績が悪いと休み時間が減らされ、毎日終電まで働いていたかと思うと、人間関係でつまづいて社内ニートになったり、今思うとあの日々は一体何だったんだろうって思える。

 

「諸行即修行」

全ては修行だと思って耐えてきました。

 

それでもその時は、自分の仕事に誇りを持っていたし、もっとがんばって仕事で成功したいって思ってました。社会的な地位が欲しかった。

 

どうすればもっと上に行けるだろうと考えて、たくさん本を読んだり、たくさんの人に会ったり、もがいていた時期がありました。

 

 

独立してフリーランスになった

この会社にいても得られるものはもうないかもしれないと思い、独立してフリーランスとして働くことに。

 

収入は減ったけど、食べていけるだけの稼ぎはあったし、何よりストレスが大幅に減りました。

 

自分の名刺を作って仕事を取っていくうちに、自分のまわりは経営者ばかりになっていて、その中に片足突っ込んでいる状況に「目指していた場所に近づいている」という実感を感じて、心がホクホクしていました。

 

 

 

結婚した

でも結婚したら、何かが急に変わった。

興味の対象が変わったのかもしれない。仕事と並行して家事をするうちに、もっと家事に力を入れたいと思うようになったのかもしれない。

 

夫の安定した収入に安心して、あぐらをかくようになったのかもしれない。

 

子供を産もうと思ったのも大きいかもしれない。

とりあえず先に子供を産んで仕事のことはそのあとでまた考えようとか思ったけど、なかなか子供ができなくて不妊治療をすることになったのが原因かもしれない。

 

とにかく急に仕事への意欲が減ってきて、専業主婦願望が強くなってました。

 

 

そんな感じで辞めようかなーと思っているときに妊娠したので、取引先に「妊娠したので休業します!」と宣言した直後に流産。

 

「流産したのでやっぱり辞めるの辞めます」とは言いづらく、結局そのまま辞めることにしました。

 

そして今に至ります。

 

 

 

メキシコの漁師とMBA旅行者の話

f:id:anemoneko:20170131143941j:plain

最近よくこの話を思い出します。

 

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」


すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。


「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

 

幸せの価値とか、お金の価値とか、本当にもう考え方は人それぞれで、漁師の生き方もMBAの生き方もどちらも正しいのだと思う。

 

20代前半で結婚して子育てに専念してきた友達と、20代を仕事に費やしてきた自分の姿と少し重なるような気がします。

 

20代の頃は、主婦という生き方に共感できなかったし、社会に出ないなんてもったいないとすら思っていたけど、今は何であんなに必死で働いていたのかがよくわからないから不思議。

 

どんな生き方を選ぶにせよ、後悔のないようにだけはしたいです。

 

また働きたくなるかもしれないけど、しばらくは専業主婦を楽しみたいと思います。

 

 

広告を非表示にする