水曜日のティータイム

水曜日のティータイム

好きなことや日々の雑感などを書いてます。関西在住です。最近はインコと編み物にはまっています。

「お宅の屋根が浮いてますよ」と親切な人が教えてくれた


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木曜日の午後、インターホンが鳴りました。

 

出てみると「工事のモノ」と名乗る、ニッカボッカを履いた茶髪の20代くらいのお兄さんです。いかにも工事現場にいる人そのまんまです。

 

「なんでしょうか?」と聞くと、「近くで工事をしていてたまたま見つけたから知らせにきたんですけど、お宅の屋根の一部が浮いてますよ」と言うのです。

 

「えっ!?」ってなりますよね。

 

「一緒に見に行きましょか?」と言うのでついて行きます。

 

家の裏の坂道から我が家の屋根がすこし見えるようになっていて、お兄さんいわく「この道を通りかかったら偶然気付いた」とのこと。

 

「ちょっとわかりにくいかなぁ〜、ほら、あそこの三角のてっぺんに乗っかってる部品があるでしょ?ちょっと浮いてますよね?あれは釘で押さえてるだけやから、釘が緩んで浮いてきてるんですね。」

 

指を指して教えてくれるけど素人の私にはよくわかりません。

言われてみれば1cmくらい浮いてるような気がするようなしないような…。

 

お兄さんは「めっちゃ浮いてるからすぐに直した方がいいですよ」と言う。

 

 

「わかりました。考えておきます」と言うと、なんとお兄さんが

 

「日曜日もこの辺で工事があるから、ついでに直しましょか?」

 

と言うのです!

 

ええーっ、なんていい人なんだ!

 

驚いて「できるんですか?」と聞くと、「はしごかけて釘を打ち直すだけやから15分か20分くらいでできますよ。2,000円くらい貰えればやりますよ。」とのこと。

 

 

うちは築25年の古い家なので、痛んでるところがあってもおかしくないし、以前夫が「雨漏りがする」と言ってたことがあったので、これが原因か?と思ったのです。

しかも2,000円で直してもらえるなら安いし、せっかく好意で言ってくれてるのだから、お願いしてみようと思ったのです。

 

 

でも、家のことを私が勝手に決めると夫に怒られるので

「日曜日なら主人も家にいるから、もう一度来て主人に直接説明してもらえますか?」と聞いたら、

 

「いや、日曜日は忙しいから、できれば先に返事がほしいんですよね。」とお兄さん。

 

忙しいのに我が家の屋根を直してくれるなんて、なんていい人なんだろう。

 

私が煮え切らずに唸っていたらお兄さんは「じゃあ、日曜日までにまた聞きにきますんで今日の夜にでもご主人に聞いといてください」と言ってくれました。

 

「ありがとうございます」とお礼を言ってその日はお別れしました。

 

 

 

夜、夫に一部始終を話します。「2,000円くらいなら安いから頼もうか?」と。

 

すると夫は「道から屋根の上が見えるか?」「雨漏りは解決してる」「2,000円は安すぎる」といぶかしげ。しまいにはネットで調べはじめる始末。

 

親切な人を疑うなんて心がすさんでるんじゃないかと心配していたら「これ見てみ。全く同じ事が書いてるで」と、見せられたのは国民生活センターのページ。

 

千円のはずが20万円の工事に!?屋根工事の契約トラブル(見守り情報)_国民生活センター

 

………おんなじや。

 

 

危うくダマされるところでした。

いや、後になって冷静に考えるとおかしいってわかるんだけど、そのときは本当にただのいい人だと思ってました。

 

ネットで調べると、屋根に上ってわざと瓦を割って高額な修繕工事をすすめてきたりするそうです。そして考える時間を与えず「すぐに直した方がいい」と即契約させるそうです。

 

私の場合「主人に相談する」と言って即決しなかったから諦めてくれたみたいです。

 

今日は金曜日ですが、昨日のお兄さんはまだ来ていません。

 

 

詐欺だと知ってたらダマされないけど、知らなかったら案外ダマされてしまうのかもしれませんね。